特報 ハイスクールD×D２０

見よ。大きな赤い龍がいる。



その尾は天の星の三分の一を引き寄せて、それらを地上に投げ落とした。



龍は子を産もうとしている女の前に立った。



女が子を産んだとき、その子を食らい尽くすためである――。




ヨハネの黙示録――第１２章より抜粋













High school　D×D　20













俺が甘かったんだ――。全部、俺の認識が甘すぎたから――。

レイヴェルだけじゃなく、オーフィスも、そして――。――兵藤一誠










……僕はキミの代わりになるつもりはないよ、イッセーくん！　リアス・グレモリーの『兵士』はキミだろう！？――木場祐斗


親友の檄がイッセーの心の迷いを振り払う。


三者面談はとても大切なことです！　きちんと親御さんと進路を決めておかないとダメですよ？――ロスヴァイセ


忘れがちだが、教師であった。


イッセー！　行きましょう！　あなたの力を私は纏うっ！――リアス・グレモリー


赤龍帝の力とリアス・グレモリーの力がひとつに――。


……卒業前に片付けておかないといけないことが多いですわね。――姫島朱乃


できることなら、彼らとの戦いも決着を着けねばならない――。


アーシアを守るのは得意中の得意なんでね！――ゼノヴィア・クァルタ

そうそう！　私たち、教会トリオって呼ばれているものね！――紫藤イリナ


親友の花道を作るのも、一興である。


リゼヴィム・リヴァン・ルシファー、おまえはドラゴンを舐めすぎたのだっ！――クロウ・クルワッハ


魔王の息子の悪意は、最凶の邪龍にすら向かう――。


リリス、つよい。とてもつよい。――オーフィスの分身体・リリス


できることなら、戦いたくはなかった――。


……レイヴェル、どうか無事でいて……。――塔城小猫


友人の無事をただひたすらに祈る。


奴らのやりそうなことだが……切羽詰まっているようにも思える。何を考えてやがる、リリン？――アザゼル


彼らの取った行動は、奇手か悪手か。


へー、抜け目ないね。この情勢で僕が動くとでも思ったのかな？――破壊神シヴァ


警戒すべきは――破壊の神である。


ゴシップの類だと思っていました。まさか、実際にその『駒』があったなんて……。――ソーナ・シトリー


ソーナ・シトリーの夢は……儚く――。


レーティングゲームが抱える闇はキミたちの想像を超えている。――アジュカ・ベルゼブブ


イッセーたちではとうてい手の出せない根深き問題だった。


うふふ、きっと、あなたの大切な人は生きているわ。――ヴァレリー・ツェペシュ

ヴァレリー！　勝手に部屋を出ちゃダメって言ったでしょ！！――ギャスパー・ヴラディ


日本で生活を開始したヴァレリーにギャスパーは意外に厳しかった――。


私が守ります！　守り切ってみせます！！――アーシア・アルジェント


聖女と呼ばれた少女の願いは――奇跡を起こす。


さて、私は――どうしたらいい？　このまま、キミたちと戦えばいいのか？　それとも罪を償うべきか？――王者ディハウザー・ベリアル


レイヴェルとライザーの分だけは、償ってもらわなければならない！












『ねえ、あなた、こんなに賑やかな生活を送れるなんて……私は本当に幸せだわ』


『ああ、そうさ。俺たちには息子がいる。――娘もたくさんできた』


『……もう少しだけ、見ていたいわね』


『ああ、願わくばもう少しだけこの家族で――』









うひゃひゃひゃひゃひゃっ！

それでは、ここいらで貴殿らとお別れといこう！

たとえ、真紅だろうとも、それが神器である限り、私には、俺には勝てんわなっ！

――クリフォト首領・リゼヴィム・リヴァン・ルシファー



６――私は海から一匹の獣が上がってくるのを見たのだ。



立て、兵藤一誠ッ！

キミはこんなところで力尽きるようなタマではないだろう！？

――白龍皇・ヴァーリ・ルシファー



ⅤⅠ――その頭上には、神を穢す名があった。



……ああ、わかってるさ。

俺は――今日、ここで、命に代えても決着を着ける！

てめえは……てめえだけは……絶対に許せねぇ……ッッ！

――赤龍帝・兵藤一誠



Hexa――誰がこの獣と戦うことができようというのだ。










彼が選択したものの先に、死よりも残酷な結末が待っていた――。











イッセーは、我の友達だから――。










富士見ファンタジア文庫

ハイスクールＤ×Ｄ２０
進路相談のベリアル

７月１８日発売予定！







そして、クリフォトとの最終決戦は始まりを告げる――。








※特報の一部に黙示録１２～１３章の一部を抜粋してます。

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はい、そのようなわけで２０巻の特報となります。
ようやっと四章の最終決戦が始まるということで、かなりシリアスな特報になっているかと思いますが、やはり内容も三章クライマックスであった１１～１２巻と同じようにシリアスなものとなっております。
先日、お伝えした通り、２０巻はヴァーリ回からイッセー回となっておりまして、２１巻がヴァーリ回となりました。
二天龍が活躍する最終決戦仕様ではありますが、まずはイッセーからということで。
この四章の最終決戦は……正直、かなり衝撃的なことが起こるので、覚悟はお持ちいただければと思います。
犠牲が出ないほうがおかしい戦いになりますので、ここから四章決着までどうか心を強くお持ちになって読んでいただきたいです。
エロコメは、四章が終わるまで、DXのほうで補充していただければ幸いです。

ただ、久しぶりの章の最終決戦なので、楽しく書けました。
そろそろシリーズ開始７年ですが、その大半が四章でしたからね。
長すぎた……。
後期ヒロインを掘り下げるための四章が、これほど時間のかかる章になるとは思いませんでした。
甘く見てました。
ようやく……ようやく、四章も最終決戦じゃい。


いくつかお知らせを。
アニメのほう。
BD/DVDの特典小説の特報を近いうちに打ちます。
と、言いながら、なかなかできずじまいで申し訳ありません。
……次々仕事が入ってくるので、用意する時間すら取れなくて……。
告知の通り、次世代編です。
……いや、細かく書くと、次々世代編なのかな。

あと、同じくBD/DVDの特典ドラマCDは、先日お伝えした通りに原作短編からのドラマCDです。
すべて原作短編から引っ張ってきていまして、豪華声優陣の皆さんが演じてくださってます。
付属するドラマＣＤは、
「聖☆おじょうさん聖地へ」前後編
「究極!!　お兄ちゃん仮面」前後編
「魔法少女リーア☆マジか」前後編
の三本がそれぞれ前後編で特典として付属します。
気になりましたら、チェックしてみてください。

ＶＩＴＡ版のNewFIGHTですが、現在、ネプテューヌとコラボ中です！
ネプテューヌがお好きな方は、この機会にどうぞ！

漫画版のハイスクールD×Dもそろそろ原作４巻停止教室のヴァンパイアが終わりに入ります。
次は原作５巻の冥界合宿のヘルキャットに突入でして、漫画版はいままで通り原作準拠で進みます。
なので、アニメで再構築された部分も、原作ままの流れで展開する予定です。
こちらも応援のほど、よろしくお願い致します。

と、こんな感じです。


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